第40回伝説厨オフ使用構築 イベルオーガ
2月18日に行われた伝説厨での使用構築です。
既にTwitterで公開した通りの構築ですが構築経緯やそれぞれのポケモンに対する補足を行います。
まずGS戦で肝となる伝説枠から。
カイオーガについて
WCS2016ルールで対戦をされていた方には説明不要のスペックは今作でも健在であり、特性、種族値、技範囲のかみ合いの良さ、対抗手段であるレックウザやグラードンに対し比較的安定打点で対応できるため採用。
イベルタルについて
WCS2016ルールでは瞬間打点の低さや有利ポケモンの少なさから敬遠されていたが、今作では新たに伝説枠として加わったポケモンはソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマであり(ネクロズマは日食、月食、ウルトラネクロズマを含む)、このポケモンに有利打点を持てる点、またZ技という瞬間打点を持てることから採用した。
陽気飛行Zで
メガレックウザの鉢巻画竜点睛耐えカイオーガが154~183(74.3~88.4%)
ゼルネアスが169~201(74.4~88.5%)
と十分な打点を確保。
努力値を耐久に割き、バークアウトなどで削るのではなくメインのアタッカーとしても戦えるようにした。
一般ポケモン枠
上記の伝説枠のポケモンを使用した時に対策をしっかりと練らなくてはならないのが、島の守り神として登場したカプ・コケコとカプ・テテフである。
通常のダブルバトルの際もそうだがこのポケモンたちはこの環境でも強く、技を一貫させては簡単に負ける要素となる。
カプ・ブルルを採用した理由としては初手で確実にフィールドを取れる点、高火力な技で様々な打点を持てることから採用した。当初は突撃チョッキを持たせ後出しを積極的にすることも考えたが挑発を打ちたい場面も多く、フィラのみで回復することを考えた。
耐久値としてはH252のみで
CSイベルタルのデスウイングが146~174(82.4~98.3%)
控えめ4振りゲンシカイオーガの冷凍ビームが132~156(74.5~88.1%)
とちょうどきのみが発動するものとなっており小回りの効くポケモンとして使用しやすかった。
ウツロイドについて
タイプ一致技が環境の中心にいるポケモンに対し通りやすく、ジオコントロールゼルネアスやZお祝いホウオウ等強力な積み技を持つポケモンに対して効果的に技を当てるポケモンとして採用した。また、今回はトリックルームとの選択の末悩みの種を採用し、強力な特性をスキルスワップで何度も発動されないことを優先した。
霊獣ランドロスについて
力尽くランドロスと選択の末味方の耐久を擬似的に向上させる霊獣ランドロスを採用。
またカプ・ブルルを採用したことから物理型ではなく特殊型として採用し、よりグラードンに強い型を採用した。
メガメタグロスについて
元々はガルーラを採用する予定だったが種族値が低いと感じたため種族値が高いメタグロスをメガ進化枠として採用。
メインウエポンがゼルネアスなどにしか打点を持たないため環境としては厳しい立ち位置ながら相手を選べばスペックは問題なく頼りになるポケモンであることには違いはなかった。
反省点
イベルタルは特殊型の方が動かしやすい技が揃っており、WCS2016と比べてもきのみやZ技と持ち物のバリエーションを考え直すべきなのかなと思う。
また、メガレックウザの鉢巻画竜点睛耐え調整のカイオーガの耐久は素晴らしいがミラーを考えるともうすこしSをあげるべきなのかなと思う。